ギアボックスメンテナンスー２

ギアボックス内のクラッチがついている軸のベアリングとオイルシールを交換しました。

しかし大変でした。
軸がベアリングから外れなかったところは、無理やり打ち抜きます。
結構たたいてやっと抜けました。

カバー側のベアリングを抜きます。こちらはとりあえず抜けました。
オイルシールも交換。
新しく買っておいたベアリングインストーラーは大活躍。買っておいてよかった。

次は本体側、こちらも大変。なんせ、リフターもないし、本体につけたままなので横向きで抜かないといけませんし、プーラーの足をどこに立てたらいいか、抜くためにボルトを回すのも大変。
とにかく格闘してやっと抜けました。

おまけ、座ってた安い折り畳み椅子が壊れ後ろにぶっ倒れました。両腕をつっぱって支えたので腕がつってしばらく悶えてました。

本体側のベアリングの打ち込みも大変。横向きでとても低い。こちらもインストーラーが大活躍。

しかーし問題が、取り外した軸がベアリングを通りません。
ペーパーで表面を均すも、完全に引っ掛かります。ベアリングなので叩き込むこともできません。

さてさてどうする。

とりあえず定番、軸を冷却してみましょう。ビニール袋に入れて冷蔵庫の冷凍庫へ。1時間ほどほったらかしておいてキンキンに冷えたところで差し込んでみます、でも無理だ。

むぅ・・・・どうしよう。

ベアリングを温めるか・・・・・

ヒートガンは持ってないが、嫁の強力ヘアドライヤーを高温側にして、ベアリングの直近まで近づけて10分ほど加熱。
手で触れないくらいにはなりました。

最後の神頼みです。再度キンキンに冷えた軸をアツアツのベアリングに差し込みます。
一瞬引っかかったが、すこっとはまりました。

やった～。

手回ししてみたところ、交換前はシャーーーと言っていた音が、サーーーーとなりました。
効果はあったようです。

常温に戻ってから、ケースをもとに組みなおします。